ローズレッド
【どんなハーブ?】
バラは世界中の人々から最も愛されてきた代表的な花でしょう。特に欧州では中世以前から現代に至るまで観賞用にたくさんの改良品種が作られ、私達の目を楽しませてきました。ハーブとしての利用も大変に長い歴史を持ち、紀元前の古代ローマや古代エジプトなどでもすでに薬用植物として盛んに栽培され、お茶やエッセンシャルオイルなどに加工さていたようです。
このように姿も香りも良く、実用性が大変高いバラですが、ハーブとして使うのは一般には観賞用の園芸種ではなく、原種のバラの花が使われます。原種(野生種)のバラといっても、小ぶりですが十分に美しい花が咲き、これを加工したドライハーブもとても綺麗な色と香りを持っています。
よく使われるのは花びらの赤いローズレッドといわれる種類で、他にピンクの花びらのローズピンク、紫の花びらのローズパープルが有名です。働きはどれもほとんど変わりませんが、その香りには微妙な個性があります。当店では通常は最も人気があるローズレットを中心に扱っています。
ローズはその美しい花を栽培観賞して良し、お茶として飲んで良し、その甘い香りをポトスなどで楽しんでも良し、香水のような化粧品に加工して良しと、本当に用途の広い役に立つ植物といえます。
【ローズレッドの利用法】
ローズのハーブティーはその香りと美しい色合いが両方楽しめ、特に女性の健康茶には最適です。また、紅茶にブレンドすると香り高く美味しく飲めるだけでなく、オシャレでちょっとリッチな気分も味わえておすすめです。
におい袋やポトスにしてその甘い香りを楽しむだけでも気分転換になります。寝室や居間にバラの香りがいつもかすかに漂っていれば、それだけで少し幸せな時間が過ごせそうです。
浴剤として楽しむのも良い利用法です。化粧水などを自作するのは手がかかりますが、浴剤なら手軽に全身の美肌効果が期待できます。また美しい花をお風呂に浮かべてその香り楽しみながらゆっくり入浴すれば、精神的なリラックス効果も十分です。華やかで最高にお洒落なバスタイムになります。ポトスなどに使いその色や香りを愛でるのも楽しいでしょう。
衣装タンスに入れておき、服に残り香のようにバラの香りをうつす、というのも大変オシャレです。
ローズ・レッドのまとめ
科 目 ばら科の低木 バラ独特の甘い魅力的な香り
ハーブティーに使う部位 花びら、花弁
飲み方(1杯分)
ティーポットにティースプーン1杯のドライハーブを入れ、熱湯を注いで3分ほど蒸らします。紅茶とブレンドしたり、他のハーブと合わせても良いでしょう。
レモングラスやペッパーミント、フェンネル(シード)などがローズ類と相性が良く、ブレンドに利用されます。また同族の原種バラ・ドックローズの実であるローズヒップも、ローズと合わせやすいかもしれません。暖かいお茶はもちろん、アイスティーにも最適です。これらのどの組み合わせでも、ハチミツや砂糖・ステビア等で甘みをつけると、とても美味しく飲めます。
またバラのストレートハーブティーを霧吹きに入れ、部屋に振りまけばとても良い香りが立ち、アロマテラピーとしても役立ちそうです。その他にもハーブティーとしてだけでなく、香りを生かしたいろいろな利用法を試してみるとよいでしょう。
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商品は以下の通りです。
ローズ・レッド 100g包装 ¥1,350(商品番号h21)
ローズ・レッド 500g包装 ¥5,940(商品番号h22)
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